「“ナマケモノ”りん」が綴る、日々の呟き

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ギターと写真とそよ風と
評価:
市川和則
インディペンデントレーベル
コメント:写真と音楽で極上のOFFタイムを!

先日三茶のTSUTAYAブックスに寄った時、
なんだか好きな感じのBGMが流れているな〜と思ったら
コチラでした。

フォトブックとCDがセットになって2,100円也。


羊毛とおはなのギタリストさんと、
リンネルなどで活躍中の写真家さんのコラボとか。
羊毛とおはなは大好きなので、そりゃ反応する訳ですw



昼下がりのひと時、木陰で聞いたらさぞかし気持ちいいだろうな〜!という
リラックスできる曲ばかりで、かなりお勧め。
まるでそよ風が吹き抜けるような優しい気分になれます。

あえて欠点を述べるならば
いい気持になりすぎて途中で眠ってしまう事かな?(笑)

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おいしいご飯

 昨日はヨドバシカメラでお買い物がてら映画を観に、新宿に行ってきました。
 ヨドバシから、ポイントの期限が3月いっぱいだというDMが届き、19000ポイント溜まっていたことが判明したため、この機会に掃除機を新調することにしたのです。
 私が一人暮らしを始めたときに買った8千円台の掃除機を、結婚してからもずっと(通算すると、かれこれ10年!)使っていたのですが、ハウスダストやダニのアレルギーがあるので、排気のきれいなものに買い換えました。最近の掃除機って、驚愕のお値段なんですね〜。7万円近くするものもあって、びっくりしました。



 観て来た映画は、「ホノカアボーイ」です。
 【同性愛】とプリントされたTシャツを着たおじいさんが、「歳とったからって、やっちゃいけないことなんて無いんだぜ。」って言ってる予告編を見て、とても気になっていたのですが、期待以上の映画でした。倍賞さん演じるビーさんがキュートで、出てくるご飯がとっても美味しそうで、ハワイのゆったりした雰囲気もとってもいい感じなんです。
 キャスティングは、これ以外ありえないでしょう、と思うくらいピッタリはまっていたし、蒼井優や深津絵里がちょい役で出ていたり、主題歌が小泉今日子だったり、原作者が出演していたりと、お楽しみもいっぱいで楽しめる一本です。

 かもめ食堂を観た時も思ったのですが、日常が丁寧に描かれている映画はツボみたいです。特に、ご飯を作ったり食べたり、そのご飯が美味しそうで、「ああ、あれ食べてみたいな〜」と思う映画は、あまり外さない気がします。
 DVDが出たら即買い決定!

 のんびりした優しい映画を観たいな〜と思っている人がいたら、是非是非。かなりお奨めです。 
 

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新解さんって・・・


 こちらの文庫、書店の辞書コーナーに新明解国語辞典と並んで平積みにしてありました。

 辞書についての本?と不思議に思い、何となく手にとって数ページめくってみたのですが、静かな店内でプ〜っと噴き出してしまい、こらえるも肩がヒクヒクと震えて止まらなくなったため、慌ててレジへ運びました。



 この本によると、新解(新明解国語辞典の)さんには人格があるならしいです。


「魚が好きで苦労人、女に厳しく、金はない。」(文庫裏表紙より引用)


 辞書なのに、自己主張があるというのです。
 普通は辞書といえば、ある語句に対して、一般的な解釈を当たり障りのない表現で分かりやすく解説するものです。
 しかし、新解さんは自己主張をします。
 例えば食べ物。白桃、鴨、あこう鯛、赤貝、おこぜ、蛤、すっぽん。これらの項目には、一般的な説明の後に、うまい、おいしい、美味、などの感想が述べられているとの事。

 私の家には新解さんがいないので、書店の店頭でこっそり【白桃】をひいてみたところ、確かに、説明の後に「おいしい。」との感想がありました。

 そして、自宅に帰った後、おいちゃんの持ち物である老コージさん(広辞苑第二版補訂版)に【白桃】となんぞや?とお問い合わせしたところ、「水蜜桃の一品種。果肉は白色。岡山県のものが有名。しろもも。」と教えてくださいました。
 そうですか、岡山県が名産地ですか。しかし、これといってコージさんの感想はないようです。



 再び新解さんに戻ります。新解さんは不思議な文章で、語句の使い方を示してくれます。(以下「新解さんの謎」より引用、ピンクの文字の語句についての用例です)


おそるおそるおとなの生活をのぞく」
    いいんですか?辞書なのに・・・

「入れ代わり立ち代り現れて、彼女の財産の
大方を毟り取っていたようです」
    毟り取るって・・・

「いやに
ごそごそする。タオルにくっついていたのは、キリギリスであった」
    何故キリギリス?

「苦労して建てたマイホームが
次次とシロアリに食われている」
    そんな切ない事って・・・


 などなど・・・。何故、そんな用例?と疑問を持たずにはいられないような文章ばかりです。もちろん、新解さんの中には、普通の説明・用例でさらりと流している語句も沢山あるのでしょう。むしろ、普通なほうが多いくらいなのかもしれません。だからこそ、これらの用例を選ぶ新解さんのセンスが際立ってしまうのでしょうか。


 これらは、「新解さんの謎」が出版された頃の第四版に記載されていたものだそうです。現在販売されているのは第六版なので、用例など時代に即して変わっている部分も多いらしいですが、この本のお陰で今、新解さんがとても気になっています。
 新解さんから漂ってくる、独特の匂いに惹きつけられて、もしかしたら近々買ってしまうかもしれない自分が怖い(?)です。




 ちなみに随分昔の話ですが、まだ小学生の頃、父の国語事典で【とどろく】という言葉を調べたときに、
「どろどろどうんどうんという音が遠くにわたって響きわたる。」
という説明がなされていた事を、非常に鮮明に覚えています。
 「どろどろどうんどうん」限定?と、大変ビックリした記憶があります。「どうん」の「う」のところが、妙に幼心の琴線に触れたのですが、おいちゃんに話したところ、「宮沢賢治っぽいよね。」という感想が返ってきました。なるほど、確かに賢治っぽいかも。
 なんとなく、父のあの国語辞典は新解さんだったのではないか、という気がしてならない今日この頃です。

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