「“ナマケモノ”りん」が綴る、日々の呟き

注:広告及び不適当なトラバ・コメントは、
見つけ次第速攻削除しますよ悪しからず。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- - -
新解さんって・・・


 こちらの文庫、書店の辞書コーナーに新明解国語辞典と並んで平積みにしてありました。

 辞書についての本?と不思議に思い、何となく手にとって数ページめくってみたのですが、静かな店内でプ〜っと噴き出してしまい、こらえるも肩がヒクヒクと震えて止まらなくなったため、慌ててレジへ運びました。



 この本によると、新解(新明解国語辞典の)さんには人格があるならしいです。


「魚が好きで苦労人、女に厳しく、金はない。」(文庫裏表紙より引用)


 辞書なのに、自己主張があるというのです。
 普通は辞書といえば、ある語句に対して、一般的な解釈を当たり障りのない表現で分かりやすく解説するものです。
 しかし、新解さんは自己主張をします。
 例えば食べ物。白桃、鴨、あこう鯛、赤貝、おこぜ、蛤、すっぽん。これらの項目には、一般的な説明の後に、うまい、おいしい、美味、などの感想が述べられているとの事。

 私の家には新解さんがいないので、書店の店頭でこっそり【白桃】をひいてみたところ、確かに、説明の後に「おいしい。」との感想がありました。

 そして、自宅に帰った後、おいちゃんの持ち物である老コージさん(広辞苑第二版補訂版)に【白桃】となんぞや?とお問い合わせしたところ、「水蜜桃の一品種。果肉は白色。岡山県のものが有名。しろもも。」と教えてくださいました。
 そうですか、岡山県が名産地ですか。しかし、これといってコージさんの感想はないようです。



 再び新解さんに戻ります。新解さんは不思議な文章で、語句の使い方を示してくれます。(以下「新解さんの謎」より引用、ピンクの文字の語句についての用例です)


おそるおそるおとなの生活をのぞく」
    いいんですか?辞書なのに・・・

「入れ代わり立ち代り現れて、彼女の財産の
大方を毟り取っていたようです」
    毟り取るって・・・

「いやに
ごそごそする。タオルにくっついていたのは、キリギリスであった」
    何故キリギリス?

「苦労して建てたマイホームが
次次とシロアリに食われている」
    そんな切ない事って・・・


 などなど・・・。何故、そんな用例?と疑問を持たずにはいられないような文章ばかりです。もちろん、新解さんの中には、普通の説明・用例でさらりと流している語句も沢山あるのでしょう。むしろ、普通なほうが多いくらいなのかもしれません。だからこそ、これらの用例を選ぶ新解さんのセンスが際立ってしまうのでしょうか。


 これらは、「新解さんの謎」が出版された頃の第四版に記載されていたものだそうです。現在販売されているのは第六版なので、用例など時代に即して変わっている部分も多いらしいですが、この本のお陰で今、新解さんがとても気になっています。
 新解さんから漂ってくる、独特の匂いに惹きつけられて、もしかしたら近々買ってしまうかもしれない自分が怖い(?)です。




 ちなみに随分昔の話ですが、まだ小学生の頃、父の国語事典で【とどろく】という言葉を調べたときに、
「どろどろどうんどうんという音が遠くにわたって響きわたる。」
という説明がなされていた事を、非常に鮮明に覚えています。
 「どろどろどうんどうん」限定?と、大変ビックリした記憶があります。「どうん」の「う」のところが、妙に幼心の琴線に触れたのですが、おいちゃんに話したところ、「宮沢賢治っぽいよね。」という感想が返ってきました。なるほど、確かに賢治っぽいかも。
 なんとなく、父のあの国語辞典は新解さんだったのではないか、という気がしてならない今日この頃です。

読・視聴 comments(4) trackbacks(0)
スポンサーサイト
- - -
Comment








やっぱり、新解さんを買ってしまいました(^_^;)
第六版なので、だいぶ変わっているようです
用例は、次のようになっていました

「どんな味がするのかおそるおそる食べてみた」

「大方そんな事だろうと思っていた」

「隣の部屋で何かがごそごそ這う音がする」

「新しい住宅が次々と建つ」


そして、【轟く】は、
「どろどろ・どうんどうん」という大きな音が
遠くから耳に(広い地域にまで)響く
事だそうです
やっぱり新解さんでしたか!

ちなみに【珍獣】の用例として
「珍獣といえばパンダだ」
パンダは珍獣だそうです
ビッグフットやサスカッチではないらしい・・・
from. りん | 2009/03/07 07:45 |
えっ!!?違うの!!?>珍獣


てか、超うけた(*≧m≦*)プププw
from. かすみ | 2009/03/07 23:39 |
珍獣といえばパンダ
パンダといえば珍獣・・・
ま、珍しいって所は間違ってませんけどね

ビッグフットやサスカッチは載っていなかったけど
雪男なら乗ってましたYO!

「ヒマラヤ山中に住むという、人間に似た動物。
 全身、毛におおわれているという。」
ヒマラヤ限定! 動物!
なんていうか・・・(笑)
from. りん | 2009/03/09 00:12 |
うぬぬ・・・
from. かすみ | 2009/03/10 23:24 |
Trackback
この記事のトラックバックURL: http://sion.jugem.cc/trackback/265
<< NEW | TOP | OLD>>